後悔しない人に学ぶ4つの考え方
人生は選択の連続です。
今日の夕飯は和食にしようか、それとも洋食にしようか。
今の仕事をやめて新しい仕事を探した方が良いのだろうか。
規模の差はありますが、このように私たちは日々選択をして生きています。
しかし、その選択を後で後悔する人も少なくありません。
出来ることなら自分の選択に後悔はしたくありませんよね。
ここでは後悔しない人が実践している4つの考え方を紹介してみたいと思います。
日頃よく後悔してしまうという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
行動しないと後悔してしまう
「あのとき○○しておけばよかった」
行動を起こさずに後悔してしまったことはありませんか?
失敗してしまうのが怖かったり、上手くいくとは思えなかったりすると行動出来なくなってしまいますよね。
行動しなかったり、出来なかった理由は様々あると思います。
ですが不思議なことに、人は行動して上手くいかなかった時よりも、行動しなかった時に後悔しやすいのです。
後悔しない人はそれを知っているので、失敗するかもしれないと思ってもまず行動します。
行動できるのは怖いもの知らずだからという訳ではありません。
成功して得られるもの、失敗して得られるものの両方を知っているからです。
なので後悔しない人は、行動を起こすのです。
失敗して得るものを大切にする
日々の生活に失敗はつきものです。
後悔しやすい人が失敗してしまうと自分を責め、後悔してしまいます。
それに対して後悔しない人は、失敗を自分が成長するきっかけだと考えます。
失敗をすると、それが経験として残ってくれます。
失敗の経験を生かすことで同じ失敗を繰り返さずに済み、成功につながっていくからです。
失敗しないように考えることはもちろん大切です。
ですが失敗を怖がりすぎず、もし失敗したとしても自分が成長するきっかけになると考えてしまいましょう。
自分で選択をする
他人が勧める道を選択するのは精神的にとても楽です。
どうしたらいいか悩んでいる時の他人の言葉は頼りになります。
しかし他人の勧める道を選んで失敗したとしても、その人が責任を取ってくれるとは限りません。
失敗したという結果だけが残り、「自分が選んだ道にすればよかった」と後悔してしまう事も多いでしょう。
もし成功したとしても結果は残りますが、それで終わってしまいます。
自分で選択した場合はどうでしょうか。
成功した場合は結果に加えて、自信や達成感もついてきます。
失敗したとしてもそれが経験となり、将来の選択に役立てることが出来ます。
最初は自分の選択に自信を持てないでしょうし、選択すること自体に怖さもあるかもしれません。
ですが将来の自分が得られるものや、後悔しないためにも勇気をもってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
過去の決定はその時の最善手
何かに失敗して、後になってから失敗を回避するヒントを見つけてしまう事ってありますよね。
「ヒントを事前に見つけておけば……」と後悔してしまうかもしれません。
後悔しない人はこのような時に「あの時は最善と思える選択をしたんだ」と考えます。
失敗を回避するためのヒントはなぜ見つけられなかったのでしょうか。
それは時間的な制限であったり、精神的な余裕がなかったからではありませんか?
もしかすると、失敗したからこそ見つけられるものだったのかもしれません。
過去の私たちは、その時に手に入る情報で最善だと思えるものを選んでいます。
最善の選択だと思った結果、ヒントを見落としてしまっただけです。
逆に言えば、失敗したことでヒントの見つけ方を知れたとも言えます。
ヒントを見つける方法を知れたなら、次から同じ失敗をする事はなくなります。
結果的に自分の成長につながったのなら、後悔する必要はありません。
それでも後悔してしまうという方もいるでしょう。
ですがこれで今回と同じ失敗はしなくなるので、将来後悔する回数を減らすきっかけになるんだと前向きに考えてみてください。
まとめ
いままでに後悔をしなかった人はいません。
自然と後悔をしなくなる人もいますが、後悔し続ける人もいます。
両者の違いは性格的な部分もあるかもしれませんが、最も違うのは考え方ではないでしょうか。
自分が後悔してしまう性格だと思うのなら、ここで紹介してみた後悔しない人の考え方と比較してみてください。
比較してみて、もし自分とは違うと感じる場合は後悔しない人の考え方を真似してみるのをおすすめします。
それだけでも後悔のしやすさが変わりますし、失敗などをしても前向きにとらえやすくなりますよ。