いやな緊張をほぐすための3ステップ!緊張を味方にする方法とは

 大勢の人の前でスピーチをする、苦手な事をしなければならない。

そんな時ってどうしても緊張してしまいますよね。

出来る事なら緊張をほぐして、いつも通りに物事をこなしたくありませんか?

ちょっとした事をしたり意識の仕方を変えると緊張はほぐれてくれます。

ここでは緊張した時に試したい、緊張をほぐすための3ステップを紹介してみたいと思います。

まずは緊張とは何なのかを知る

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私たちが緊張している時、身体にはどのような変化が起こっているのでしょうか。

不安のような緊張の原因となるストレスを感じると、ノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。

このノルアドレナリンが心拍数や体温、呼吸の増加といった緊張時の症状を引き起こすのです。

ですが他にも集中力や判断力を高めたり、記憶力やヤル気を増加させるといったプラスの効果も与えてくれます。

緊張するのは悪い事ばかりに思えますが、実は身体に良い影響も与えていたのです。 

ステップ1・緊張への意識を変える

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 緊張状態が身体に与える影響を知ると

「あれ、もしかして緊張って悪い事じゃないのかな?」

 そのように思えた方もいるのではないでしょうか。

まずはこのように緊張に対する意識を変えてみましょう。

緊張状態はいつも以上の力を生み出すために必要な事です。

緊張は目の前の問題と一緒に戦ってくれる味方と考えましょう。

ステップ2・深呼吸をする

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緊張は味方と言っても、なかなか慣れるものではありません。

適度に緊張をほぐしたいと思った時は鼻から息を吸い、ゆっくりと口から吐き出す深呼吸をしてみましょう。

緊張状態はノルアドレナリンの影響で、自律神経の交感神経が活性化している状態です。

交感神経が活性化していると、緊張の様々な症状が身体に現れます。

活性化している交感神経とバランスを取るために、交感神経と逆の影響を与える副交感神経を活性化させる必要があります。

ゆっくりと深呼吸することによって副交感神経が働き、バランスが良くなるので緊張の症状が和らぐという訳です。

ステップ3・ツボを押す

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ツボ押しは周囲の人に気付かれにくい緊張をほぐす方法です。

まず手の甲側にある親指と人差し指の骨の分かれ目の部分を押しましょう。

これは合谷と呼ばれるツボで、自律神経を整えるツボになります。

同様の効果があるツボに労宮というツボもあります。

手のひらの中心付近にあり、グーをした時に中指がある位置が労宮です。

これらのツボを痛気持ち良い程度の強さで押してあげると効果があります。

まとめ

 緊張するのは決して悪い事ばかりではありません。

いつも以上の力を発揮するには緊張の力は不可欠です。

まずは緊張に対する悪いイメージをぬぐい去り、深呼吸やツボ押しといった方法を実践するといやな緊張がうまくほぐれてくれますよ。